「ヘルシオウォーターオーブンはとても研究しがいがある調理器具です。
なぜならば、”蒸す”ことさえも微調整が可能だから。」by ななみ
少しポエムっぽく、ヘルシオの「ソフト蒸し」を語ってみました。
今日も、比較研究記事です(*^^*)
- ソフト蒸し過熱を最短にするともっと美味しくなるはず
- 牛肉とイカは「85度・6分」では火は通らない
- まとめ
ソフト蒸し過熱を最短にするともっと美味しくなるはず
今日も、ヘルシオのソフト蒸しの記事ですよ。
「またぁ?最近ソフト蒸しの記事が多すぎだよ(*´з`)」と思っている方へ。
なぜ私がこんなにソフト蒸しの加熱を研究しているかと言うと、それは食べ物がとっても美味しくなるから(*´▽`*)
最高の食材がとっても美味しくなるという意味ではありません、安く手に入る材料が美味しくなるんです(*^^*)
庶民の私にとっては、安いけれど栄養がある食材が美味しくなることが大事!
特に、たんぱく質が大事なのです。
だって、お肉や魚介類などのタンパク質はとってもお値段が高いから、できれば安く済ませたいんです( ;∀;)
しかも、価格だけでなく、楽に美味しく仕上げたい!!
それを叶えてくれるのがヘルシオの「ソフト蒸し」なのです。
ここで、ヘルシオウォーターオーブンの「ソフト蒸し」機能のおさらいをしてみましょう。
「ソフト蒸し」というだけあって、「やんわりと優しく蒸してくれる」という加熱の方法です。
しかし、自動調理ではないので、温度や時間を手動で設定しなくてはいけません。
設定できる温度と時間は下記の通り。
- 温度は、「70・75・80・85・90・95°」と5度刻み
- 時間は、「30秒~45分」と細かく設定可能
こんなに温度と時間を微妙に設定できる「蒸す」という機能なのに、お菓子作りのオーブンを使用する時のように温度や時間を設定したら、もうその後は放置で OKという楽チンな調理法です。
今までのコンロでの蒸し料理のように、コンロを見張りながら、デカくてゴツくて重い”蒸し器”を使う必要はないんです!
でもヘルシオウォーターオーブンといえば、自動調理と思っていたのに
「面倒くさっ!」
と思う方もいるかもしれませんが、
「ちょっと待って!」
と言いたい。
例えば魚の切り身であれば、フライパンでソテーしたり、魚焼きグリルで焼いたりと加熱方法を工夫してもパサっとなりがちな、「お値段がお手頃なお魚の切り身」でもぷるんと仕上がるんですよ( ;∀;)
いやぁ、これは本当に感動ものですよ(*´з`)
もうこれは革命だと思います。
結局、高温でどんどんと火を通そうと思うとお肉やお魚のタンパク質ってカチコチになっちゃいます。
だからといって脂分の多いお魚は、結構お高い!
ヘルシオであればボタンひとつで、じんわりやんわり低めの温度の蒸気で加熱することで、食べ物が美味しくなっちゃいます。
過去の記事で、ソフト蒸し機能を使い魚の切り身を「ホワホワぷるぷる」に仕上げたものも紹介しているので、よければそちらの記事もご覧くださいね。
ソフト蒸し機能はとても奥深いので、使えば使うほど、「いかに低温で、いかに短時間」で加熱できるかどうかが、もっと食材が美味しくなるかどうかを左右していると思います。
ということで、今日もギリギリの時間と温度に挑戦しています。
牛肉とイカは「85度・6分」では火は通らない
今回も懲りずに牛肉とイカを、2パターンの時間で比較してみました。
【機能】
・ソフト蒸し
・85°
・10分と6分 の比較
今回、私が使用しているヘルシオは、「AX-AS-500-W(2018年製)」です。
▼まずはいつもの「牛肉」と「スルメイカ」
▼牛肉は、赤牛の切り落とし300 gです。
▼スルメイカは、170 gを2パックで計340 g
《85℃・10分》
▼「天板+網」の上に、牛肉とイカを乗せました
▼重ならないように、お肉もイカも広げています
▼半分は天板に乗り切れなかったので、後半の実験に使います
▼85°で、10分蒸しました
▼途中一度も開けずに、10分間は通しで加熱しました
▼お肉が一番分厚そうな所の裏側もきちんと火が通っています(青矢印)
これは大成功!
ソフト蒸しでの加熱なので、普通に「蒸す」よりももちろん柔らかいです。
でも欲張って言えば、お肉にはしっかり火が通ってしまったのでもう少し時間を短縮できたら柔らかく仕上がるのではないかなと思いました。
《85℃・6分》
▼残りの牛肉とイカを再度天板にのせます
▼こちらもできるだけ重ならないように広げて、ソフト蒸し85度・6分で加熱
▼加熱終了です。
全体を見るとなんとなく火が通ってそうに見えます。
▼しかし、アップでよく見ると肉汁がまだピンクです
▼青矢印の部分に溜まっている肉汁がわかりやすい色で「ピンク」
▼ということで、ソフト蒸しを85°・2分を2回(計4分)追加しました
85℃・6分・2分・2分の計10分になりました
付箋にはプラス2分としか書いていませんが、実際は計4分です
▼10分加熱したので、青矢印部分の多めに泊まっている肉じるの部分がピンクではなくなっています
▼お肉の端の部分の重なっていた部分にも、きちんと火が通っています
▼今回実験したお肉は、このように盛り付けていただきました。
レタス・グリーンリーフ・大根おろし・ネギ・しそと好物のオンパレード。
エシャロットを乗せましたが、このままかじって食べました。
イカは、ただお皿にのせただけです(笑)
▼牛肉って、やっぱり美味しいです!最高に美味しい組み合わせ。
▼イカは、プリッとして美味しいですよ(*^^*)
今回のソフト蒸しの結果、あんまりふわふわの牛肉には仕上がっていませんねぇ(;_:)
言い方を間違えました(笑)
普通に考えればふわふわな牛肉なんですが、これはいつものソフト蒸しの後のふわふわ感。
私は今回のギリギリのソフト蒸しで、もっとふわふわな牛肉を食べたかったので、結果としてソフト蒸しを極めるという段階には至っていません。
残念!
結果的に今回は2パターンとも「10分」のソフト蒸しになりました。
結局2回の実験は、どちらも同じ計10分で火が通ったということになります。
しかし今回の実験で、「85°で通しで8分の加熱」をしたらどうなのかという疑問が湧いてきました。
なぜならば「85℃・6分」の方の実験については、途中でヘルシオの扉を2回開けてしまっているので庫内の温度が下がってしまっているにも関わらず、合計10分で火が通っているからです。
これは、また試してみる価値がありますね(*´з`)
まとめ
牛肉とイカは、ヘルシオのソフト蒸しでは「85°・6分」では火が通らないという話でした。
今日も長文の記事になってしまいましたが、皆様の参考になれば嬉しいです。
次の更新日は、日曜日です(*^^*)
今日もありがとうございました。
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